メチシリン耐性Staphylococcus intermedius groupが分離されたフェレットの1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Isolation of Methicillin-resistant Staphylococcus intermedius Group from a Ferret
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抄録
メチシリン耐性(MR)Staphylococcus intermedius group (SIG)の世界的な急増が犬と猫で問題になっているが,これまでフェレットにおけるMRSIGの分離報告例はない。今回,4歳齢,去勢雄のフェレットが排尿回数の増加と血尿を主訴に来院し,尿からMRSIGが分離された。このMRSIGはクラブラン酸・アモキシシリン,セファレキシン,セフジニル,エリスロマイシン,クリンダマイシン,ゲンタマイシン,オフロキサシン,ホスホマイシンに耐性で,ドキシサイクリンとクロラムフェニコールに感受性であった。本症例はエンロフロキサシンの投与では治癒させることができなかったが,ドキシサイクリンの投与にて完治させることができた。フェレットにおいても薬剤耐性菌の存在に留意する必要があると考えられる。
収録刊行物
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- 動物臨床医学
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動物臨床医学 23 (2), 76-78, 2016
動物臨床医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680169162496
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- NII論文ID
- 130005125165
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- ISSN
- 18811574
- 13446991
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可