光学活性ビナフチル有機発光体における円偏光発光（CPL）特性

• 今井 喜胤

  近畿大学理工学部応用化学科

書誌事項

タイトル別名

• Circularly Polarized Luminescence (CPL) Property for Chiral Binaphthyl Organic Fluorophore
• コウガク カッセイ ビナフチル ユウキ ハッコウタイ ニ オケル エン ヘンコウ ハッコウ(CPL)トクセイ

抄録

発光には，左回転・右回転二種類の円偏光発光（CPL）が存在し，一般の発光は，左回転・右回転二種類のCPLが混在している。CPLは，現在の液晶に多用される直線偏光とは異なる光学特性を有し，各種分野での応用・利用が期待されている。本稿では，軸不斉を有する光学活性ビナフチル化合物を発光性材料として用い，当研究室で見いだした特徴的なCPL特性，ならびにその非古典的CPL特性制御について紹介する。

収録刊行物

• 色材協会誌

  色材協会誌 88 (11), 383-387, 2015

  一般社団法人 色材協会

キーワード

• 円偏光発光（CPL）
• 円偏光二色性（CD）
• キラル
• 蛍光
• ビナフチル

詳細情報

• CRID: 1390001204140253568
• NII論文ID: 130005126239
• NII書誌ID: AN00354634
• DOI: 10.4011/shikizai.88.383
• ISSN: 18832199
• ISSN: 0010180X
• NDL書誌ID: 026945099
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026945099
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai/88/11/88_383/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可