特定健康診査・特定保健指導制度の成果と問題点
書誌事項
- タイトル別名
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- Specific Health Checkups and Counseling Guidance in Japan: their progress and challenges
抄録
目的:2015年7月5日に前橋で開催された第24回日本健康教育学会学術大会主催,日本健康教育学会学術委員会共催シンポジウム「特定健康診査・特定保健指導制度の課題と改善対策」を総括し,本制度の改善対策を検討することを目的とした.<br>内容:高齢者の医療の確保に関する法律に基づく第一期医療費適正化計画は,メタボリックシンドローム該当者・予備群を25%以上減少することを目標としたものの,2012(平成24)年度は3.09%,2013(平成25)年度は3.47%であった.2013(平成25)年度から2022(平成34)年度までの健康日本21(第二次)ならびに第二期医療費適正化計画では,特定健康診査・特定保健指導の実施率の向上と重症化予防実現のために,医療保険者による一層の有効な方策が求められる.本シンポジウムで紹介されたヘルスプロモーションの成功事例からは,ハイリスクアプローチ単独で得られる短期効果に加えて,ポピュレーションアプローチの導入により,長期にわたる社会的インパクトが期待できる.<br>結語:日本のヘルスプロモーションを成功させる視点から,本学会は特定健康診査・保健指導の効果に関する科学的根拠を発信するとともに,本制度を改善するために行政,医療保険者に向けたアドボカシーを推進すべきである.
収録刊行物
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- 日本健康教育学会誌
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日本健康教育学会誌 24 (1), 43-51, 2016
日本健康教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679462697216
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- NII論文ID
- 130005127694
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- ISSN
- 18845053
- 13402560
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可