保水性を付与した廃ガラス発泡骨材ポーラスコンクリートの緑化基盤材への適用

書誌事項

タイトル別名
  • APPLICATION OF POROUS CONCRETE WITH WATER RETENTION MADE OF WASTE GLASS FOAM TO PLANTING BASE

抄録

本研究ではリサイクル資材による生物対応型エコマテリアルの開発を主眼に、屋上緑化基盤としての廃ガラス発泡骨材を用いたポーラスコンクリートの基礎物性試験ならびに芝の植生試験を行い、その適用性について実験的検討が行われた。基礎物性としては、空隙率、圧縮強度および赤外線ランプ照射試験による保水性が調べられた。その結果として廃ガラス発泡骨材ポーラスコンクリートは、圧縮強度は小さいが、超軽量により屋上積載荷重の軽減がはかられること、ゼオライト骨材ポーラスコンクリートを保水層とする2層構造板により保水性が向上し、芝草丈の成長量増加に効果を有することなどが分かった。

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被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204829357312
  • NII論文ID
    130005129407
  • DOI
    10.14250/cement.68.516
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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