魚骨が核となった総胆管結石症の1例

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  • A case report of a common bile duct stone formed from a fish bone

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抄録

症例は79歳女性.上腹部痛と黄疸で近医を受診し,超音波検査で胆囊腫大と肝内胆管拡張を指摘され,当院紹介入院となった.腹部CTで中部から下部胆管に,中心に針状の石灰化をともなう総胆管結石を認めた.内視鏡的逆行性胆管造影で結石を確認後,内視鏡的乳頭括約筋切開術を行い結石を除去した.結石の核は長さ15mmの針状の構造物で,病理組織学的所見などから魚骨と推測された.

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