気管支異物による気瘤を認めた1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Pneumatocele Caused by Bronchial Foreign Body
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抄録
背景.気瘤は,主として幼児期や小児期に気道感染によって起きる肺内の薄壁含気腔である.気道異物による気瘤の症例報告は稀である.症例.70歳,男性.慢性閉塞性肺疾患,気管支喘息にて通院加療中で,気管支喘息発作にて入院し,治療を受けた.退院となったが,翌朝より血痰がみられるようになった.胸部X線写真を撮影したところ左下肺に嚢胞性病変がみられた.胸部CT画像にて,左肺舌区に液体貯留を伴う気瘤がみられ,左下葉気管支内腔に異物を認めた.気管支内視鏡による処置を予定していたが,血痰とともに豆を喀出した後,血痰と気瘤の消失が確認された.退院日に自宅で豆を食べていたことから,豆を誤嚥したことにより気瘤を生じ,血痰を喀出していたものと判断した.結論.気道異物によって発生した気瘤の1例を報告した.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 38 (1), 32-36, 2016
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679717896960
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- NII論文ID
- 130005132565
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可