書誌事項
- タイトル別名
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- Role of Psychosomatic Medicine in Anticancer Treatment : Opinion from an Oncologist
- がん診療における心身医学の役割 : 臨床医の立場から
- ガン シンリョウ ニ オケル シンシン イガク ノ ヤクワリ : リンショウイ ノ タチバ カラ
- —臨床医の立場から—
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抄録
近年の抗腫瘍薬の開発は目覚ましい進歩を遂げ, 切除不能進行がんに対する薬物治療の成績は飛躍的に向上しているが, 従来のがん診療は臓器別の生物学的側面のみに重点が置かれているため, 多様化するがん診療現場のニーズを十分に満たしているとは言い難い. よって臓器横断的ながん治療の総合的知識とエビデンスに基づく適切な診療の実践はもとより, がん患者の身体的, 心理的, 社会的, 霊的痛みに対して最適な治療を提供する能力をもつオンコロジストの養成が急務である. そのためには従来のカリキュラムに加え, 心身医学や臨床心理学の知識とそれらを生かしたコミュニケーション技術の向上, ナラティブ・ベイスト・メディスンの実践などを学習目標に組み込んだ, 全人的医療人の育成が必要である. 本稿ではがん治療医の立場から, 緩和ケア, コミュニケーション, 治療的自己といったキーワードを軸にがん診療における心身医学のポテンシャルについて総説する.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 56 (3), 213-216, 2016
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679857836672
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- NII論文ID
- 130005132641
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 027130243
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可