書誌事項
- タイトル別名
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- Chemokines in chronic myeloid leukemia
- マンセイ コツズイセイ ハッケツビョウ ト ケモカイン
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抄録
慢性骨髄性白血病(CML)に特徴的に認められるBCR-ABL遺伝子を標的とした,チロシン・キナーゼ阻害剤が開発され,著明な治療成績の改善を見ている。BCR-ABL遺伝子発現CML細胞は,正常造血細胞と,骨髄内の限られた空間を巡って競合しながら増殖する。さらに,CML細胞は骨髄内微小環境を利用することで,チロシン・キナーゼ阻害剤に対して耐性を獲得する可能性も指摘されている。したがって,CMLの新たな治療戦略の開発には,骨髄微小環境内でのCMLと正常造血細胞との相互作用の細胞・分子基盤を解明する必要がある。本論文では,CML細胞による骨髄内微小環境の再構築過程において,ケモカイン,なかでもCXCL12・CCL3が果たしている役割について解説を加えるとともに,これらのケモカインを標的とした新たなCML治療法の可能性についても論じる。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 57 (2), 129-136, 2016
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680014128384
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- NII論文ID
- 130005132715
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 027132241
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- PubMed
- 26935630
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可