書誌事項
- タイトル別名
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- Functional Analysis of Japanese Green Tea Cultivar“Sunrouge”
- リョクチャ ヒンシュ サンルージュ ノ キノウセイ カイセキ
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抄録
近年,緑茶を対象としたヒト観察試験やヒト介入試験が多く実施され,その機能性が再認識されるようになった。一方,緑茶品種「サンルージュ」は,緑茶の機能性成分であるカテキンやテアニンに加えて,植物色素であるアントシアニンを新芽に含有する新しい機能性茶品種である。これまでの研究で,サンルージュは,やぶきたに代表される既存の緑茶品種と比較して茶葉に含有される成分の組成が異なり,緑茶の機能性に加えて,サンルージュに特有の機能性を持つことが示唆されている。<br>そこで本研究では,抗メタボリックシンドローム効果に着目し,サンルージュに特徴的な機能性を探索した。その結果,サンルージュは,既存の緑茶50品種と比較して,最も高いアミラーゼ活性阻害作用と,α―グルコシダーゼ活性阻害作用を持つことが確認された。さらに,単回投与によるマウス糖負荷試験およびヒト糖負荷試験で,糖負荷後の血糖値の上昇抑制効果が確認され,本効果のヒトにおける有効摂取量はサンルージュ粉茶1.0gであることが確認された。また,肥満誘導モデルマウス試験によりサンルージュの長期摂取効果を検証した結果,サンルージュの習慣的な摂取により高血糖を予防できる可能性が確認された。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 70 (1), 66-70, 2016
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681495740160
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- NII論文ID
- 130005140926
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 027045635
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可