極低出生体重児の肺切除術中に事故抜管が発生した1症例
書誌事項
- タイトル別名
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- Accidental extubation in a very low birth weight infant during lobectomy
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抄録
症例は日齢28,1570gの女児。先天性大葉性肺気腫の診断により左上葉切除術を施行中,急激に経皮的動脈血酸素飽和度が低下した。事故抜管を疑い,気管チューブを抜去しマスク換気を行った。低酸素血症は改善し,再挿管して手術は終了した。事故抜管の原因は,頭部後屈による気管チューブの頭側移動,気管チューブのわずかな牽引,手術操作による気管の尾側移動が複合的に重なり発生したと考えられた。極低出生体重児は特に気管が短いため,気管チューブの位置異常によって気管支挿管や事故抜管が起こる危険性が高い。患者の移動や体位変換時には頭位を適切に保つことに努め,気管チューブの位置確認を迅速にできるような準備が重要である。
収録刊行物
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- 蘇生
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蘇生 35 (1), 10-13, 2016
日本蘇生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206461293184
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- NII論文ID
- 130005143671
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- ISSN
- 1884748X
- 02884348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可