タンパク質の二次構造主成分分析:プリオン形成中間体の構造状態
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- 山本 典史
- 千葉工業大学工学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Secondary Structure Principal Component Analysis of Protein: Conformational State of Prion Prone Intermediate
抄録
プリオン病は正常型プリオンタンパク質(PrPC)が病原性異常型(PrPSc)に変化した結果,複数のPrPScが凝集することで分子間βシート構造を骨格とするアミロイド線維を形成し,脳内に沈着することで発症する.プリオン病の初期過程ではPrPCの一部分が変性した過渡的中間体PrP*がPrPScへの構造変化を橋渡しする役割を担う.したがって,プリオン病の機序を解明するための手掛かりは,このプリオン形成中間体PrP*にある.本研究ではPrP*の構造的特徴を抽出する手段として,二次構造情報に基づく新しいカーネル主成分分析(SSPCA; Secondary Structure PCA)を開発した.SSPCAを適用することで,プリオン形成中間体PrP*の有力な候補として,PrPCの構造の一部がヘリックス→ストランド転位した特徴的な変性状態を明らかにした.
収録刊行物
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- ケモインフォマティクス討論会予稿集
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ケモインフォマティクス討論会予稿集 2015 (0), 60-63, 2015
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680713649408
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- NII論文ID
- 130005146342
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可