尿道拡張症に対してセロファン・テープ・バンディングを適用した犬の1例

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タイトル別名
  • Cellophane Banding for Treatment of Urethral Dilation in a Dog
  • ニョウドウ カクチョウショウ ニ タイシテ セロファン ・ テープ ・ バンディング オ テキヨウ シタ イヌ ノ 1レイ

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抄録

異所性尿管と尿道拡張のある5ヶ月齢、雄のシーズーに対して、異所性尿管修復術を行ったが尿失禁症状の改善がみられなかった。その後、内科的治療を試みたが、無反応であったため、術後2ヶ月目に尿道拡張部に対して、セロファン・テープ・バンディングによる矯正術を実施した。術直後より尿失禁症状は消失し、その後症状の再発はみられなかったが、術後1ヶ月に無症候性の憩室形成が膀胱壁に観察された。本法は尿道拡張修復のための治療オプションの1つになりえると思われた。

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参考文献 (2)*注記

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