尿道拡張症に対してセロファン・テープ・バンディングを適用した犬の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Cellophane Banding for Treatment of Urethral Dilation in a Dog
- ニョウドウ カクチョウショウ ニ タイシテ セロファン ・ テープ ・ バンディング オ テキヨウ シタ イヌ ノ 1レイ
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抄録
異所性尿管と尿道拡張のある5ヶ月齢、雄のシーズーに対して、異所性尿管修復術を行ったが尿失禁症状の改善がみられなかった。その後、内科的治療を試みたが、無反応であったため、術後2ヶ月目に尿道拡張部に対して、セロファン・テープ・バンディングによる矯正術を実施した。術直後より尿失禁症状は消失し、その後症状の再発はみられなかったが、術後1ヶ月に無症候性の憩室形成が膀胱壁に観察された。本法は尿道拡張修復のための治療オプションの1つになりえると思われた。
収録刊行物
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- 日本獣医麻酔外科学雑誌
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日本獣医麻酔外科学雑誌 46 (3), 53-57, 2015
一般社団法人 日本獣医麻酔外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680740916608
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- NII論文ID
- 130005146369
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- NII書誌ID
- AA12732023
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- ISSN
- 21896631
- 21896623
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- NDL書誌ID
- 027146747
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可