細胞内に存在する脂肪酸結合タンパク質はアディポカインとしての一面を示す
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- 石橋 賢一
- 帝京大学薬学部
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抄録
アディポサイト脂肪酸結合タンパク質aP2は脂肪細胞に高発現しており,細胞内の脂肪酸に結合して輸送を行うタンパク質である.aP2ノックアウトマウス(aP2KOマウス)ではインスリン感受性が低下することから,aP2はエネルギー代謝にかかわるタンパク質と考えられている.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) Maeda K. et al., Cell Metab., 1, 107-119 (2005).<br>2) Waki H., Tontonoz P., Annu. Rev. Pathol., 2, 31-56 (2007).<br>3) Cao H. et al., Cell Metab., 17, 768-778 (2013).<br>4) Cao H. et al., Diabetes, 55, 1915-1922 (2006).
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 50 (3), 248-248, 2014
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679475756672
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- NII論文ID
- 130005147103
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可