書誌事項
- タイトル別名
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- NEW TECHNIQUE DEVELOPMENT AGAINST VIBRATION AND SOUND NOISE FOR NON-DESTRUCTIVE TESTING OF CONCRETE LININGS BY LASER REMOTE SENSING SYSTEM
抄録
コンクリート表面の一般的な検査法として打音法が用いられている.打音法は簡易であるものの,技術者間で検査結果が異なることや,多大な検査時間を要する等の課題がある.そこで,本研究では,レーザーによる加振と遠隔探傷が可能なコンクリート表面の非破壊検査法を開発した.開発した装置を用いて室内試験を実施し,基本性能を確認した後,新幹線トンネルの覆工に適用した結果,保守用車・発電機の振動・騒音等が計測精度に悪影響を及ぼすことが判明した.そこで,保守用車・発電機の振動・騒音等のノイズを低減させるため,除振台および防音室を提案システムに設置したところ,ノイズを低減させることができ,開発した装置によりコンクリート表面の振動特性を把握できることを確認した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集F3(土木情報学)
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土木学会論文集F3(土木情報学) 72 (1), 11-23, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680331937408
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- NII論文ID
- 130005148058
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- ISSN
- 21856591
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可