書誌事項
- タイトル別名
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- Varicella zoster virus infection after lung transplantation
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抄録
水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)感染症は免疫抑制状態ではよく経験されるが,肺移植後に関しての報告は少ない.当科における2000年から2014年までの肺移植および心肺移植手術例50例のうち11例にVZV感染症の発症を認め,男性4人,女性7人で,移植から発症までの期間は中央値で29ヵ月であった.病変の局在は,顔面2例,胸部4例,腰仙骨部3例,全身2例であり,そのうち眼合併症1例,内臓播種性病変1例の合併を認めた.治療内容は,アシクロビル経静脈投与が2例,バラシクロビルまたはファムシクロビル経口投与が9例であり,11例中4例に入院治療を要したが,死亡例は認めなかった.肺移植後の強力な免疫抑制状態のもとでは,遠隔期においてもVZV感染症の発症を認めた.肺移植後にはVZV感染症が発症・重症化する危険性を念頭にいれ,迅速な診断と治療が肝要と考えられた.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 30 (4), 410-416, 2016
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679337259008
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- NII論文ID
- 130005150987
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可