レーザー高吸収体配合齲蝕検知液を併用したEr : YAGレーザーによる齲蝕の選択的除去
書誌事項
- タイトル別名
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- Selective Removal of Dental Caries Using Er: YAG Laser with Experimental Caries-detecting Dye Solution Containing High Laser-absorptive Substances
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抄録
目的 : 齲蝕治療に関して歯の削除量を減らすために, 齲蝕検知液の改良や齲蝕を選択的に削除する器機の開発が行われてきた. われわれはEr : YAGレーザー (レーザー) の吸収率を向上させる第1級アミノ基を有する化合物 (HLA) を配合した齲蝕検知液を試作し, レーザーによる, 染色した人工齲蝕象牙質に対する除去効率を検討した.<br> 材料と方法 : HLAを1.0, 2.0, 4.0%配合した無色と緑色の試作齲蝕検知液を作製した (日本歯科薬品株式会社研究所). なお, 緑色の色素は「食用青色1号 (ブリリアントブルー) 」と「食用黄色4号 (タートラジン) 」を混合して作成した. 齲蝕検知液へのレーザー高吸収体の最適な配合量とEr : YAGレーザーの出力, 削除量とを検討するために, 実験を行った.<br> 成績および結論 : HLA配合齲蝕検知液はレーザーの吸収率を増加させ, またレーザーによる窩洞形成の深さおよび除去体積量ともに増加させる効果が認められたことから, レーザー高吸収体配合齲蝕検知液を使用することにより, レーザーによる選択的齲蝕除去の可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 日本歯科保存学雑誌
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日本歯科保存学雑誌 59 (3), 259-265, 2016
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680497116160
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- NII論文ID
- 130005162215
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- ISSN
- 21880808
- 03872343
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可