書誌事項
- タイトル別名
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- Proteomic Analysis of Human Intervertebral Disc Degeneration
- ヒト ヘンセイ ツイカンバン ニ カンスル プロテオーム カイセキ
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抄録
椎間板変性の予防・治療に有効な分子を解明するために,ヒト椎間板のプロテオーム解析を試みた.腰椎変性すべり症6 例,腰椎椎間板ヘルニア7 例,未変性剖検症例5 例の椎間板を採取し,タンパク質抽出液を調製した.大半を占めるコラーゲンやプロテオグリカンを除去するために,フィルターによる100 kDa 以上の高分子除去を行い,LC-MS/MS を用いて検討した.ABIQSTAR によるLC-MS/MS を行い,3 群間の比較解析プロテオミクスを行った.腰椎変性すべり症には補体因子の活性化が,腰椎椎間板ヘルニアにはKeratin, type II cytoskeletal 3 が,両者共通にはTransthyretin などが病態に関連していることが示唆された.以上よりヒト椎間板組織のプロテオーム解析がLC-MS/MS を用いて行えることが示された.その結果,疾患に特徴的なタンパク質発現が明らかとなった.これらの分子の中から今後,予防や治療法の開発に役立つ標的分子が示唆された.
収録刊行物
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- 日大医学雑誌
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日大医学雑誌 75 (1), 16-21, 2016
日本大学医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681408450048
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- NII論文ID
- 130005165518
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- NII書誌ID
- AN0018408X
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- ISSN
- 18840779
- 00290424
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- NDL書誌ID
- 027195349
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可