経頭蓋直流電気刺激の脳卒中リハビリテーションへの応用 Transcranial Direct Current Stimulation for Stroke Rehabilitation

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抄録

 経頭蓋直流電気刺激法(transcranial direct current stimulation,以下tDCS)は,頭蓋の外に置いた電極から微弱な直流電流を与え,脳活動や行動を変容させる神経生理学的手法である.装置の安全性・簡便性・携帯性が高いことから,脳卒中による機能障害へのリハビリテーション(以下,リハ)応用にも注目されている.本総説では,tDCSの基礎について解説を行い,次にリハ応用を念頭に置いた臨床研究の成果について紹介を行った.最新のメタ分析論文では,脳卒中患者の運動学習における有意な促進効果が報告されている.今後,多施設による大規模臨床研究,また作用機序解明ための基礎研究に精力的に取り組むことで,tDCSはリハ効果を促進するための治療法として応用できる可能性がある.

収録刊行物

  • The Japanese journal of rehabilitation medicine = リハビリテーション医学

    The Japanese journal of rehabilitation medicine = リハビリテーション医学 53(6), 446-451, 2016

    公益社団法人 日本リハビリテーション医学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130005166247
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00250275
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    1881-3526
  • NDL 記事登録ID
    027513053
  • NDL 請求記号
    Z19-283
  • データ提供元
    NDL  J-STAGE 
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