原木品質判定機能付きハーベスタ と情報共有システムの開発

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タイトル別名
  • Development of harvester and information sharing system with equipment for log quality judgement

抄録

これまで原木の生産現場において、その品質については目視による形状評価が判定材料となっており、機械オペレータの経験と勘に頼るものとなっている。このような品質判定を自動化するとともに、新たな付加価値を与えるべくヤング係数に基づいた品質による原木仕分けを可能にしたハーベスタヘッドを開発した。具体的には、原木の品質のうち、直材の判定についてはハーベスタオペレータから判断しにくい水平方向の曲がりを中心に画像判定するシステムを作業機に搭載した。また、ヤング係数区分の判定については、特殊音波を用いた計測手法によるセンサを開発し、把持された原木内部のヤング係数を評価するシステムを作業機に搭載した。また、造材時にハーベスタが計測する直径や長さのデータは国内では利用が進んでいない。そこでそれらを有効に利用するために、原木品質のデータと作業位置・時間データを付加し、小型情報端末による現場での情報管理を可能にしたほか、クラウドを利用した情報共有システムを開発した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680683868544
  • NII論文ID
    130005167200
  • DOI
    10.11519/jfsc.127.0_472
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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