原木品質判定機能付きハーベスタ と情報共有システムの開発
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- 上村 巧
- 森林総合研究所林業工学研究領域
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- 中澤 昌彦
- 森林総合研究所林業工学研究領域
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- 加藤 英雄
- 森林総合研究所構造利用研究領域
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- 松村 ゆかり
- 森林総合研究所加工技術研究領域
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- 藤田 和彦
- 広島県立総合技術研究所林業技術センター
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- 田中 誠一郎
- 株式会社南星機械技術部
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- 吉田 智佳史
- 森林総合研究所林業工学研究領域
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- 佐々木 達也
- 森林総合研究所林業工学研究領域
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- 長尾 博文
- 森林総合研究所構造利用研究領域
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- 原田 真樹
- 森林総合研究所構造利用研究領域
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- 井道 裕史
- 森林総合研究所構造利用研究領域
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- 小木曽 純子
- 森林総合研究所構造利用研究領域
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- 伊神 裕司
- 森林総合研究所加工技術研究領域
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- 藤本 清彦
- 森林総合研究所加工技術研究領域
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- 與儀 兼三
- 広島県立総合技術研究所林業技術センター
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- 金澤 豊
- 広島県立総合技術研究所林業技術センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of harvester and information sharing system with equipment for log quality judgement
抄録
これまで原木の生産現場において、その品質については目視による形状評価が判定材料となっており、機械オペレータの経験と勘に頼るものとなっている。このような品質判定を自動化するとともに、新たな付加価値を与えるべくヤング係数に基づいた品質による原木仕分けを可能にしたハーベスタヘッドを開発した。具体的には、原木の品質のうち、直材の判定についてはハーベスタオペレータから判断しにくい水平方向の曲がりを中心に画像判定するシステムを作業機に搭載した。また、ヤング係数区分の判定については、特殊音波を用いた計測手法によるセンサを開発し、把持された原木内部のヤング係数を評価するシステムを作業機に搭載した。また、造材時にハーベスタが計測する直径や長さのデータは国内では利用が進んでいない。そこでそれらを有効に利用するために、原木品質のデータと作業位置・時間データを付加し、小型情報端末による現場での情報管理を可能にしたほか、クラウドを利用した情報共有システムを開発した。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 472-, 2016
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680683868544
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- NII論文ID
- 130005167200
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可