書誌事項
- タイトル別名
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- Management of ascites in cirrhotic patients
抄録
<p>肝性浮腫・腹水治療の基本は,腎機能の保護を念頭においた適切な利尿薬の選択である.大量の利尿薬投与や大量穿刺排液は,有効循環血液量を減少させ腎障害を惹起するリスクがある.抗アルドステロン薬とループ利尿薬は基本となる薬剤であるが,作用機序の異なる水利尿薬が登場したことで治療選択肢が広がった.日本消化器病学会の肝硬変診療ガイドライン第2版では腹水の治療選択がフローチャート形式で示され,抗アルドステロン薬とループ利尿薬に対する不応例では水利尿薬の早期導入を検討することが推奨されている.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 114 (1), 27-34, 2017
一般財団法人 日本消化器病学会