04生−26−口−23 小学校体育への「2分半スタミナ体操」導入による児童の体力向上効果
書誌事項
- タイトル別名
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- 冬季、週1回、2か月間の対照実験
抄録
<p> 【背景】小学校の教科は、2020年から英語やプログラミングの導入が展望され、児童の運動条件が頭打ちないし劣化することが懸念される。今後、体育時間の拡大は望めないため、児童の一層の体力向上を図る上では工夫が求められるが、全体として教諭の負担が大きくなる方向は容易ではない。体育の学習指導要領を妨げない短時間の活用が注目される。【目的】体育時間に、中高強度運動を、週1回、2分半だけ行う無理のない方法によって、児童の持久力、跳躍力の有意な向上をはかる。【方法】高崎市のN小学校で、2016年1月から3月の2か月間、6年生59人に「2分半スタミナ体操」を週1回だけ体育時に介入した。対照は5年生63人(通常の体育)。体操は、動作を円滑に支える楽しい音楽を制作し使用した。全体を96bpm~165bpmにテンポアップさせ、動作指示は進行中に行い、歩く、スクワットなどのウォームアップから、走る、ケンケン、前跳び、ギャロップ、垂直跳びなどの高強度インターバル(HIT)を行った。【結果】2か月後、対照5年生(通常体育)に比べ、「2分半体操」を介入した6年生は、持久力(20mシャトルラン)、跳躍力(立幅跳び)のいずれも、有意に大きく向上した。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 155_2-155_2, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205805139584
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- NII論文ID
- 130005245067
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可