05バ−25−ポ−36 バスケットボール選手におけるサイドステップ中の判断が切り返し動作に及ぼす影響
抄録
<p> 本研究は、予測不可能条件下におけるバスケットボール選手の切り返し動作の特徴を明らかにすることを目的とした。被検者は大学女子バスケットボール部に所属する選手16名とした。被検者は、右方向へサイドステップを行い、2.5m通過時に前方に設置されたモニタに表示される矢印に従って、3m地点で左方向に切り返すかそのまま右方向に直進した。切り返しの場合には、身体の向きを変えずに切り返し動作を行い、左方向へサイドステップで3m移動した。直進の場合には、3mを通過するまで右方向へのサイドステップを続けた。動作は光学式3次元動作解析システムMAC3D(Motion analysis社製)にて撮影した。床反力はフォースプレート(Kistler社製)を用いて計測した。予め呈示する矢印の方向を通知する条件を予測可能条件(Pre条件)、通知しない条件を予測不可能条件(Un条件)とした。その結果、Un条件はPre条件に比べ、3m動作時間および切り返し接地時間が有意に延長した(p<0.01)。Un条件では、下肢内傾角度が低下し、身体重心を切り返す方向へ維持できないことが、接地時間の延長した要因であると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 187-187, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205805340160
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- NII論文ID
- 130005245148
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可