08測−26−口−10 高等学校体育における主体的問題解決能力育成プロセスの検討
抄録
<p> 本研究では、高等学校体育における生きる力の育成の基本的要因である主体的問題解決能力の育成プロセスについて、因果構造と縦断的な変化を分析することを目的とした。2010年度から2012年度の高校生男子3学年を対象とし、質問紙調査を用いて、体育における主体的問題解決能力について横断的および縦断的な測定を実施した。構造方程式モデリング(SEM)を適用して、主体的問題解決能力育成プロセスの因果構造を分析した。仮説モデルは、内発的意欲→主体的行動→達成満足→自己認識から構成される循環的因果構造であり、統計的に妥当であることが検証された。4領域を満足する内容で構成された体育授業では、主体的問題解決能力を育成する可能性があることが推察された。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 223_1-223_1, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205805565312
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- NII論文ID
- 130005245263
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可