09方−26−口−28 男子円盤投における記録とウエイトトレーニング最大挙上重量との関係
書誌事項
- タイトル別名
-
- 形態的要因による影響を考慮して
抄録
<p> 円盤投を含めた投てき競技では、最大筋力の重要性が指摘されており、ウエイトトレーニングでの最大挙上重量(以下、1RM)の向上が、パフォーマンス向上につながると考えられる。この1RMは形態的要因に大きな影響を受けていると推察される。形態的要因、1RMおよび記録の間の関係性を明らかにすることで、トレーニング計画立案および実践のために有益となる知見を得ることができると考えられる。そこで本研究では、男子円盤投における記録と1RMとの関係性を、形態的要因による影響を考慮した上で検証することを目的とした。国内男子円盤投競技者114名を対象に質問紙法によって調査を行い、要因間でPearsonの積率相関係数および偏相関分析による相関係数を算出した。本研究では形態的要因として身長、体重および指極、1RMとしてベンチプレス、フルスクワット、クリーン、スナッチおよびデッドリフトについて調査した。その結果、全ての形態的要因と全ての1RMとの間、および全ての1RMと記録との間に有意な正の相関関係が認められた。形態的要因を統制した偏相関分析においても、記録と全ての1RMとの間に有意な正の相関関係が認められた。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 67 (0), 251_1-251_1, 2016
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205805636736
-
- NII論文ID
- 130005245350
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可