00哲−26−口−09 「武」とは
書誌事項
- タイトル別名
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- 「武」の字意及び、「武術」、「武芸」、「武道」の語意的検討
抄録
<p> 世界のあらゆる「武芸」がグローバル化の今日において、実戦、競技、審美、健康向上などといった様々な姿をあらわしている。このような「武芸」に起きた変容をいかに捉えるのか、そして将来、中国武術そして日本武道を含む様々「武芸」はどのようなあり方を求められているのか。これらの問題に答えるには「武」という言葉の概念を明確に把握する必要がある。言葉は時の移り変わりと共に、その意味内容も変化してしまう。「武」の字の解釈は、儒家の古典である『春秋左氏伝』で初見する。そこで「武とは戈を止める」(止戈論)と解釈されていた。しかし、後に「武とは戈<武器>をもって、止<あし>で進む」(原意論)、という甲骨文や金文の原意に基づく言語学的批判があった。また、「武」に関わる言葉として、「中国武術」、「韓国武芸」、「日本武道」とよく耳にするが、「術」、「芸」、「道」の漢字がそれぞれ違うように、「武術」、「武芸」、「武道」にも微妙な意味合いの区別がある。本研究は「止戈論」と「原意論」踏まえた上での「武」の字意の再検討と「武技」、「武術」、「武道」、「武芸」の相違を明確にすることから論を展開していく。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 80_3-80_3, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205804480000
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- NII論文ID
- 130005245734
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可