下新川海岸の片貝川河口付近での海底谷への土砂落ち込みと海岸保全

  • 宇多 高明
    一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室 日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 伏木 祐二
    前 国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所調査課
  • 村井 寛昌
    国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所調査課
  • 大谷 靖郎
    一般財団法人土木研究センター
  • 大木 康弘
    一般財団法人土木研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • SAND DISCHARGE INTO SUBMARINE CANYON AROUND KATAGAI RIVER MOUTH ON SHIMONI-IKAWA COAST AND SHORE PROTECTION

抄録

海岸線近傍まで海底谷の発達した富山湾内の片貝川河口付近を対象として,衛星画像と1968~2014年に取得された深浅測量データを用いた地形変化解析を行い,2015年5月の現地踏査と併せて海底谷周辺での土砂移動の実態を調べた.片貝川河口の南側直近では,海岸線近傍まで深い海底谷が迫っており,片貝川の洪水時に供給された土砂が河口に堆積後,この海底谷へと落ち込んでいる.河口正面(No. 12付近)を通過して海底谷へと向かう沿岸漂砂量はほぼ0.6万m3/yrと推定された.

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被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (1)*注記

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