書誌事項
- タイトル別名
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- Fibronectin glomerulopathy: diagnosis and treatment
抄録
<p>フィブロネクチン腎症(Fibronectin glomerulopathy)は腎糸球体内へのFN の多量の沈着を特徴とする常染色体優性遺伝性腎疾患として1995 年に初めて報告された。10 歳後半から30 歳前後に尿所見の異常で発症し,約90%の患者に蛋白尿を認め,時にネフローゼ状態を呈することもある。約半数の患者が高血圧を合併し,約25%の患者が発症後おおむね15~20 年で末期腎不全に至り腎代替療法が必要となる。しかし,腎移植後は高率に移植後再発をきたす予後不良な疾患である。2007 年に責任遺伝子(FN1)が同定されたが,病因・病態はいまだ十分に解明されていない。</p>
収録刊行物
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- 日本小児腎臓病学会雑誌
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日本小児腎臓病学会雑誌 29 (2), 137-141, 2016
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679315319424
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- NII論文ID
- 130005281071
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- ISSN
- 18813933
- 09152245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可