アスファルト舗装発生材の分別再材料化技術に関する基礎的検討

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タイトル別名
  • A BASIC STUDY ON THE SEPARATION RECYCLING TECHNOLOGY OF RECLAIMED ASPHALT PAVEMENT
  • アスファルト ホソウ ハッセイザイ ノ フンベツ サイザイリョウカ ギジュツ ニ カンスル キソテキ ケントウ

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抄録

アスファルト舗装発生材を再生利用するための技術開発は,1970年代から本格的に進められ,近年ではその98%以上が再材料化されている.しかし,現行技術においては繰り返しの再生利用に伴う品質確保はもとより,再生資材の多様化や長寿命化に対応する質的改善が課題であり,同時に複雑化・高度化するリサイクルフローの簡素化に向けて一考を要する現状にある.本研究では,再生骨材中の各粒径に被膜する旧アスファルトが再生混合物に及ぼす影響を把握したうえで,熱水すりもみ法による分別再材料化技術を提案し,発生材から回収した骨材と,これを配合した再生混合物を評価した.この結果,分別再材料化した13-1mm分の骨材は,新規骨材と同等の性状および品質を有し,混合物用素材として同様の取り扱いが可能であることを確認した.

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