Terminal deoxynucleotidyl transferase(TdT)陰性のT-リンパ芽球性リンパ腫(T-lymphoblastic lymphoma; T-LBL)の1症例
書誌事項
- タイトル別名
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- A case of terminal deoxynucleotidyl transferase (TdT)-negative T-lymphoblastic lymphoma (T-LBL)
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抄録
<p>T-リンパ芽球性リンパ腫(T-lymphoblastic lymphoma; T-LBL)はTリンパ球前駆細胞由来の悪性腫瘍である。リンパ節ないし節外性臓器に腫瘤を形成することが多く,腫瘤の圧排により呼吸障害を合併することがあるため,早期に診断し治療を開始することが重要である。T-LBL症例の90~95%以上で,細胞内抗原の一つであるterminal deoxynucleotidyl transferase(TdT)が陽性となる。そのため,TdTはT-LBLの診断確定上,重要なマーカーである。しかし,今回我々はTdT陰性のT-LBL症例を経験した。発症頻度の低いLBLの中でも,TdT陰性という非典型例であり,稀な症例であった。非典型的な症例の診断の場合は,臨床情報や他のマーカー検索も合わせ総合的に診断することが重要である。</p>
収録刊行物
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- 医学検査
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医学検査 66 (1), 74-79, 2017
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205740883584
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- NII論文ID
- 130005312744
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- ISSN
- 21885346
- 09158669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可