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- 辻 拓也
- 大阪大学大学院工学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Numerical Model for Drying Behavior of Particles
抄録
<p>流動層は,乾燥や燃焼,ガス化といった熱物質輸送に関連したプロセスにおいて,広く用いられている.層内におけるこれらの輸送現象を実験的に計測することは容易ではなく,数値シミュレーションに基づいた層内固二相流れに対する理解促進が重要である.本研究では,現在流動層シミュレーションに広く用いられているDEM-CFDメゾスコピックモデル上において,熱物質輸送の取り扱いを可能とする拡張を行った.特に流動層中における湿潤粒子群の乾燥過程に着目し,これ表現できる計算モデルの開発を行った.シリカゲル粒子を試験試料として行った粒子乾燥実験と提案モデルによる計算の結果を比較することにより,当モデルが湿潤粒子の乾燥過程を概ね定量的に表現可能であることを示した.</p>
収録刊行物
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- ホソカワ粉体工学振興財団年報
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ホソカワ粉体工学振興財団年報 23 (0), 110-113, 2015
公益財団法人 ホソカワ粉体工学振興財団
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詳細情報
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- CRID
- 1390282680779110144
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- NII論文ID
- 130005313210
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- ISSN
- 21894663
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可