早期胃癌へのセンチネルリンパ節転移診断に基づくCLEAN-NETの応用

  • 上之園 芳一
    鹿児島大学大学院分子応用外科学
  • 有上 貴明
    鹿児島大学大学院分子応用外科学 鹿児島大学大学院消化器・乳腺甲状腺外科学
  • 夏越 祥次
    鹿児島大学大学院分子応用外科学 鹿児島大学大学院消化器・乳腺甲状腺外科学

書誌事項

タイトル別名
  • CLEAN-NET based on the diagnosis of sentinel lymph node for early gastric cancer

抄録

<p>早期胃癌に対する腹腔鏡内視鏡合同手術の導入には,非上皮性腫瘍とは違い,腹膜播種が危惧される観点から胃壁の開放をしない術式が必要とされている.胃壁非開放式であるCLEAN-NETやNEWSは,早期胃癌に応用できる可能性のある手法として注目されている.当教室ではCLEAN-NETを,センチネルリンパ節診断に基づく縮小手術の胃局所切除手技として導入してきた.臨床統計学的に術前N0とされる対象に対してはESDの適応拡大が進んでおり,ESD適応外となる,さらに深達度の深い,あるいは未分化の早期胃癌に対する胃局所切除を,安全性を担保して進める上では,センチネルリンパ節転移診断が必須である.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206401520256
  • NII論文ID
    130005316093
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.114.224
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    28163287
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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