顎関節関連疾患におけるCTおよびMRI所見からのパノラマ読影へのフィードバック

DOI
  • 泉 雅浩
    愛知学院大学歯学部歯科放射線学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Feedback from CT and MRI to panoramic radiography for image reading of temporomandibular joint diseases or disorders

抄録

<p>顎関節関連疾患の診断において各種画像検査が有用な場合がある。特にパノラマX線検査はどの歯科医院においても容易に実施することができるため,臨床的に非常に重要な役割を担っている。しかしながら,顎関節関連疾患がパノラマ画像上,どのように描出されるか,総覧的に記載された文献は非常に少ない。ここでは,CTあるいはMRIが有効と考えられ,しかも遭遇する可能性が比較的高いと思われる顎関節関連疾患や異常(変形性顎関節症,顎関節部の外傷,顎関節強直症,咀嚼筋腱・腱膜過形成症,滑膜性軟骨腫症,下顎頭周囲の石灰化や骨化物)に焦点を絞り,パノラマ画像所見について概説した。また,パノラマ画像所見のさらなる理解と各種疾患の検出精度の向上を期待して,CTとMRI所見も同時に記載した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204420365056
  • NII論文ID
    130005337971
  • DOI
    10.11246/gakukansetsu.28.221
  • ISSN
    18844308
    09153004
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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