書誌事項
- タイトル別名
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- Regression of Massive Cardiac Rhabdomyoma Causing Circulatory Collapse with Everolimus Therapy
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抄録
<p>巨大な心臓横紋筋腫合併結節性硬化症(tuberous sclerosis: TS)患児に対し,救命のためeverolimusを使用し,腫瘍の縮小と血行動態の改善を得た症例を経験した.胎児診断症例.横紋筋腫,上衣下結節,多発性網膜過誤腫を認めTSと診断.横紋筋腫は巨大であり,右室内に充満していた.出生直後は無治療で経過をみることができ,動脈管自然閉鎖に伴う循環動態の変化も明らかではなかった.しかし心不全が徐々に進行し,日齢11より挿管人工呼吸管理を含む集中治療を開始した.腫瘍による圧排がその原因と考えられた.手術による摘除も困難な状況下で,救命のために適応外ではあるが日齢19よりeverolimus投与を開始した.投与開始後20日程度で腫瘍断面積は1/2以下に縮小した.縮小に伴い心不全も徐々に改善し,日齢42には抜管が可能であった.日齢93に退院した.横紋筋腫に対するeverolimus使用の報告は稀ではあるが,本症例では有効と考えられた.</p>
収録刊行物
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- Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery
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Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 32 (5), 439-444, 2016
特定非営利活動法人 日本小児循環器学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679650575616
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- NII論文ID
- 130005420593
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- ISSN
- 21872988
- 09111794
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可