市街化区域外における自動車低依存地区に関する研究

• 織田 峻央

  早稲田大学大学院

• 森本 章倫

  早稲田大学大学院

書誌事項

タイトル別名

• A Study on Automobile Low Dependency Area outside the Urbanization Promotion Areas.

抄録

都市のコンパクト化を進めていくことに伴って，都市機能の縮退が進むことが予想されるエリア（縮退エリア）における交通利便性の低下や，自動車への過度の依存が懸念される．また，土地利用に余裕が生じると考えられる縮退エリアを特定の分野で活用する動きも見られる．そこで，縮退エリアへの良好なアクセスを確保することを目的として，市街化区域外を縮退エリアとみなして交通の実態を把握した上で，自動車分担率の低い地区を交通手段構成比に着目して分類し，分類した類型間の比較を行う．その結果，縮退エリアの交通整備の参考となるような自動車分担率の低い地区は代表交通手段構成比別に4つの類型に分けられ，縮退エリアの交通整備の方法が複数存在する可能性が示された．

収録刊行物

• 都市計画論文集

  都市計画論文集 51 (3), 722-727, 2016-10-25

  公益社団法人 日本都市計画学会

キーワード

• 市街化区域外
• 全国PT調査
• 自動車低依存地区

詳細情報

• CRID: 1390282679190221056
• NII論文ID: 130005432844
• DOI: 10.11361/journalcpij.51.722
• ISSN: 21850593
• ISSN: 09160647
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/51/3/51_722/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可