岡倉由三郎の「国際語としての英語」をめぐる思想と行動—1930年代初めのベーシック・イングリッシュの受容を中心にして—

書誌事項

タイトル別名
  • Thought and Action on “English as an International Language” per Yoshisaburo Okakura: Focusing on Acceptance of Basic English in the Early 1930s
  • 岡倉由三郎の「国際語としての英語」をめぐる思想と行動 : 1930年代初めのベーシック・イングリッシュの受容を中心にして
  • オカクラユウサブロウ ノ 「 コクサイゴ ト シテ ノ エイゴ 」 オ メグル シソウ ト コウドウ : 1930ネンダイ ハジメ ノ ベーシック ・ イングリッシュ ノ ジュヨウ オ チュウシン ニ シテ

この論文をさがす

抄録

<p>本稿は、グローバル化に対応した今日の英語教育改革の原理的な問題点を念頭に置きながら、その英語教育の制度化を歴史的に主導した岡倉由三郎の晩年の思想と行動を探究した。具体的には1930年代初め、簡易化された英語体系としてチャールズ・オグデンが創案したベーシック・イングリッシュの受容のあり方を検討・考察し、「外国語としての英語」と「国際語としての英語」のねじれた関係を歴史的視野から批判的に問い直すことを試みた。</p>

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 83 (3), 302-314, 2016

    一般社団法人 日本教育学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ