都市キャノピーにおける渦構造・拡散挙動に及ぼす熱的効果のLES
書誌事項
- タイトル別名
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- LES ANALYSIS FOCUS ON THE THERMAL EFFECT WHICH INFLUENCES THE DISPERSION BEHAVIOR AND VORTEX STRUCTURE IN URBAN CANOPY AREA
抄録
危険物質の大気拡散現象においては瞬間的な高濃度を捉えることが重要である.特に都市における風の流れは建物の力学的粗度効果と熱効果により局所的に複雑化するので,気流の流れを時々刻々解析できる LESが有効な手段として注目されている.従来,都市での大気拡散に関する研究は数多く行われてきたが,建物の粗度効果と熱効果の複合的な作用に関する知見はほとんどなく,特に建物からの排熱による流れ場の局所的変化が指摘されている.そこで本研究では,大気安定度及び局所的な温度条件による熱効果と,建物の粗度効果との両者により高濃度発生が懸念されるストリートキャニオン内での拡散問題を,鉛直温度分布と壁面温度条件を持つ単純な粗度ブロックによりモデル化しLES解析を行う.特に,キャニオン壁面の持つ温度条件が瞬間的高濃度発生に及ぼす影響に着目し,都市における拡散現象の特徴を解明する.
収録刊行物
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- 風工学シンポジウム論文集
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風工学シンポジウム論文集 24 (0), 61-66, 2016
一般社団法人 日本風工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205591869568
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- NII論文ID
- 130005464506
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可