-
- 澤邉 裕子
- 宮城学院女子大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case Study of an Exchange Program for Japanese Language Learners in Korea and Korean Language Learners in Japan
- カンコク ノ ニホンゴ ガクシュウシャ ト ニホン ノ カンコクゴ ガクシュウシャ カン ニ オケル コウリュウ ガクシュウ
この論文をさがす
抄録
<p> 本稿の目的は,韓国の高校で日本語を学ぶ高校生と日本の高校で韓国語を学ぶ高校生間における交流学習の意義を質的研究の手法を用いて考察することである。高校の第二外国語教育としての日本語教育,韓国語教育の共通点としては「生きたコミュニケーション活動と文化理解」「学習者志向・学習者参加型の活動」が内容・方法の指針とされていることが挙げられる。本稿ではこれらを考慮した上でデザインされた交流学習について,参加者に対し自由記述型アンケートとインタビューを行い,質的研究のグラウンデッド・セオリーを援用して結果を分析した。その結果,共に学び合う仲間の存在が意識され,言語面と文化面において学習意欲が高まり,交流活動に積極的に関わろうとする態度が形成される等の意義が示唆された。</p>
収録刊行物
-
- 日本語教育
-
日本語教育 146 (0), 182-189, 2010
公益社団法人 日本語教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205162116992
-
- NII論文ID
- 130005464809
-
- NII書誌ID
- AN0018947X
-
- ISSN
- 24242039
- 03894037
-
- NDL書誌ID
- 10820394
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可