チタン含有メソポーラスシリカによる水中での向山アルドール反応

DOI
  • 中島 清隆
    東京工業大学応用セラミックス研究所 科学技術振興機構・さきがけ
  • 新宅 泰
    東京工業大学応用セラミックス研究所
  • 北野 政明
    東京工業大学元素戦略研究センター
  • 原 亨和
    東京工業大学応用セラミックス研究所 科学技術振興機構・ALCA

書誌事項

タイトル別名
  • Acid catalysis of titanium-immobilized mesoporous silica for the Mukaiyama-aldol reastion in water

抄録

シリカ表面に形成された4配位チタン種は水中でも機能するルイス酸であり、ベンズアルデヒドとシリルエノールエーテルを用いた水中での向山アルドール反応に高活性を示した。疎水性基質であるベンズアルデヒドを水中に分散させ触媒と相互作用させるために界面活性剤の添加が不可欠であるが、シリカ表面を有機基で疎水化することにより界面活性剤の添加なしに反応が効率よく進行することを見出した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680564826112
  • NII論文ID
    130005470675
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2014.0_34
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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