注視顔刺激の視線変化によるギャップ効果への影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Gaze shift of a face fixation stimulus influences the saccadic gap effect
抄録
周辺視野の新たな位置に呈示されるターゲット刺激に対し眼球運動をする際、ターゲット呈示の約200ms前に注視点を消すことにより反応潜時が短縮される(ギャップ効果)。本研究では、顔刺激の目を注視点として使用し、視線方向の変化によるギャップ効果への影響を調べた。被験者は注視顔刺激の左右いずれかに呈示されるターゲット刺激に対して出来るだけ早くサッカードをする反応課題を行った。刺激条件は、正面または上下いずれかを向いた顔刺激の呈示の後、ターゲット呈示200ms前に視線1)消失、2)移動(最初が正面の時は上下いずれかに、最初が上下いずれかの時は正面に)、3)維持、の3種類であった。実験の結果、視線消失による通常のギャップ効果が確認された。また視線移動では、視線が被験者からそれる条件では促進、視線が被験者に向く条件では抑制の効果が見られた。これらの結果は視線認知によるギャップ効果への干渉を示唆している。
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2013 (0), 148-148, 2013
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680653695104
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- NII論文ID
- 130005472740
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可