電場印加反応場においてメタン酸化カップリング活性を示す触媒構造

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タイトル別名
  • Structure of catalyst for highly active methane oxidative coupling in an electric field

抄録

これまでヘテロポリ酸担持触媒40wt%TBA-PW12O40/CeO2が電場印加反応場において高いメタン酸化カップリング活性を示すことを報告してきた。その際, 反応中に構造が変化することで新たに形成されたWO3, Ce2(WO4)3がメタンを活性化する活性点として考えられた。そこで今回CeO2上にWO3, Ce2(WO4)3をそれぞれ担持した触媒を調製し, 電場印加反応場においてメタンと酸素を供給したところ, それぞれC2収率9.1 %を達成した。反応後の触媒の構造を比較したところ, 両者共にCe2(WO4)3が形成していることを確認した。CH4活性化の活性点はCe2(WO4)3ではないかと考えられる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680563804928
  • NII論文ID
    130005484730
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2015f.0_73
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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