STM/STSを用いたTiO2ナノ粒子担持Au(111)モデル触媒表面の構造と局所電子状態解析

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タイトル別名
  • Surface structure and local electronic states of model catalyst of TiO2 nano-clusters supproted on Au(111) studied by STM/STS

抄録

本研究の目的は、Au-TiO2境界面におけるフェルミ準位近傍の電子状態と触媒活性との関係を明らかにすることである。Au上にTiOx微粒子を担持させたTiOX/Auモデル触媒を調製し、その表面構造と局所電子状態を極低温走査トンネル顕微鏡 (STM) 及び走査トンネル分光 (STS) 計測により調べた。この結果、Au(111)表面のヘリングボーン構造の特異な原子密度の箇所に直径2 nm程のTiOxクラスターが規則的に吸着している様子が観測された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680655794432
  • NII論文ID
    130005489456
  • DOI
    10.14886/sssj2008.35.0_45
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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