土地利用に見るツキノワグマ出没地特性ー岐阜県高山市周辺の事例ー

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タイトル別名
  • Land use characteristics of Japanese black bear intrusion - Case study on Takayama city and its surroundings -

抄録

近年、岐阜県高山市周辺では、里地里山へニホンツキノワグマが出没し、人身被害や農業被害を招いている。このため、本研究では、クマの出没地の特性について、土地利用条件から考察することを目的とした。<br> 分析は、次の1)2)から、出没件数と土地利用条件との関係を把握した。1) 過去7年間(2008~2014年)の、岐阜県クママップ上の出没地点データについて、出没場所(居住地、山林、農地、その他)と出没年、季節/時期、時間、クマの頭数・幼/成獣との関係を把握した。2) 1)の出没地点のうち50地点をランダムに選び、各地点をQGIS(1.80 Lisboa)で地図化し、各地点から半径1kmの円を描いた。そして、円内の土地利用をモデル化し、各モデルと円内の出没件数との関係を分析した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680686832640
  • NII論文ID
    130005490582
  • DOI
    10.11519/jfsc.126.0_150
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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