DDS技術を活用した生物医学研究

• 城 潤一郎

  京都大学　ウイルス・再生医科学研究所

• 田畑 泰彦

  京都大学　ウイルス・再生医科学研究所

書誌事項

タイトル別名

• Bio-Medical Research by making use of DDS technologies
• DDS ギジュツ オ カツヨウ シタ セイブツ イガク ケンキュウ

抄録

ドラッグを何らかの活性をもつ物質と捉えることによって、ドラッグデリバリーシステム（DDS）技術を医療分野だけではなく、生活環境分野、ヘルスケア分野、および生物医学研究に適用することができる。生物医学研究の目的は、生命現象あるいは治療効果に対する複雑かつ精緻なメカニズムを解明することである。この目的を達成するために、細胞の生物機能と動態の制御あるいは検出が必要となるが、そのkey物質に対してDDS技術を適用することによって、研究効率は高まるであろう。本稿では、DDS技術の生物医学研究に対する具体的な応用例を記述する。加えて、DDS技術を活用することによって、今後の生物医学研究が大きく進展していくであろう新規技術分野についても考えてみたい。

収録刊行物

• Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ

  Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ 32 (1), 50-58, 2017

  日本DDS学会

キーワード

• Bio-medical research
• intracellular transduction
• intracellular controlled release
• tissue engineering, cell scaffolding

詳細情報

• CRID: 1390001204642538624
• NII論文ID: 130005611919
• NII論文ID: 40021077051
• NII書誌ID: AN10084591
• DOI: 10.2745/dds.32.50
• ISSN: 18812732
• ISSN: 09135006
• NDL書誌ID: 027870705
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027870705
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dds/32/1/32_50/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可