妖怪キジムナーのモデルを追え!

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タイトル別名
  • 境界的存在としてのヤンバルクイナと沖縄の妖怪

抄録

ヤンバルクイナは、やんばる地方のみに生息する無飛翔性鳥類である。琉球人の共存の歴史は長いが、民間伝承の中にクイナは明示的に登場しない。クイナは赤い嘴と足で忙しく地上を走り回り、道具を用いて大型のカタツムリを食べる。沖縄のキジムナーのもつ特徴は、クイナのもつ形態・行動的特徴と類似している。鳥と人間との境界的特徴が、現実世界と異世界の境界的存在としての妖怪のモチーフとなったとする仮説について検討する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680688710784
  • NII論文ID
    130005681420
  • DOI
    10.14890/jasca.2017.0_f03
  • ISSN
    21897964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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