系統発生学から読み解く脈管学と血管障害

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  • Phylogenetic Consideration of Functional Vascular Anatomy and Cerebrovascular Disease

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抄録

<p> 臨床でしばしば遭遇する解剖学的な変異や破格, 遺残動脈などを理解するには機能解剖の知識が必要となる. その背景には系統発生学があり, 脊椎動物のボディプランや鰓弓の発生が脈管系の成り立ちや構造理解にきわめて有用である. 内頚動脈は鰓弓動脈に起源をもち, 7つの分節から構成され, その分節は原始三叉動脈などの分枝により区分けされる. 内頚動脈の部分的な欠損や無形成はこの分節単位に発生することが知られている.</p>

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