たどり着けた記憶研究

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  • ニーレンバーグ先生との40年

Abstract

私の神経生理学的研究は,岐阜大学医学部の学生の時から始まる.現在はメディカルリサーチプログラムとして学部学生のうちから教室に入り込み,研究をすることが制度化されている.当時はそのような制度はないが,医学部の学生はよく自分のお気に入りの基礎教室に出入りしていた.私もその一人で,薬理学教室で発熱実験に使われ不要になったウサギをもらい,生理学教室で大脳のグリア細胞膜電位の測定を行った.当時グリア細胞は,idle cellと呼ばれていたくらいで,電気活性を持たないとされていた.カリウム電池的なグリアの膜特性をほ乳類の脳で証明できたと思い,成果をScienceに投稿し,失敗した経験を持つ.

Journal

  • Farumashia

    Farumashia 53 (8), 768-770, 2017

    The Pharmaceutical Society of Japan

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001204502055552
  • NII Article ID
    130005876082
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.53.8_768
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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