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- 内田 真
- 川重冷熱工業株式会社 エネルギーソリューション部
書誌事項
- タイトル別名
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- Maximization of Energy Saving by High Efficient Control System with KAWASAKI Absorption Chiller
- 最新ナチュラルチラーと高効率制御による省エネの最大化 : 環境に優しい水冷媒で温熱から冷水を効率良くつくる
- サイシン ナチュラルチラー ト コウコウリツ セイギョ ニ ヨル ショウエネ ノ サイタイカ : カンキョウ ニ ヤサシイ ミズレイバイ デ オンネツ カラ ヒヤミズ オ コウリツ ヨク ツクル
- ─環境に優しい水冷媒で温熱から冷水を効率良くつくる─
- -Utilization of Waste Heat to Produce Chilled Water more Efficiently through Environmentally Friendly Product-
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抄録
<p>ナチュラルチラーとは,これまで「吸収式」と称されてきた冷温水発生機のことである。冷媒には自然界の水を使用し,高真空の蒸発器で水冷媒を気化して冷水をつくる仕組みで,冷媒の再生に加熱を必要とするため「温熱」を動力源とする。「温熱」は天然ガス等の燃焼ガスの他,生産余剰蒸気や廃熱,太陽熱温水等の再生可能エネルギーの活用も可能である。このナチュラルチラーの運転において,実は冷却水が安定運転と省エネの重要な鍵を握るが,冷却水には多くの課題を抱えている。しかしこれらはシステム的な新しい制御により解決でき,更なる省エネ量の上積みも可能で省エネの最大化が図れる。</p><p>また最新のナチュラルチラーでは,高効率化はもちろん運転可能(温熱利用)領域の拡大が進んでおり,本機の新たな活用による省エネ化が期待出来る。</p><p>省エネ化が進んだ今日,この先の省エネ化は,取りこぼしている省エネ可能部をいかに摘み取るか,諦めていた省エネ化を可能にするかであり,ナチュラルチラーにおいては,まさに省エネの最大化とナチュラルチラー最大の特徴である温熱の有効活用がこれに対応する。パリ協定が発効した今,極低炭素化社会の実現に向け様々な施策を着実,且つスピーディーに進めなければならないが,ナチュラルチラーがこの先の省エネ化に大きく貢献する。</p>
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 71 (6), 610-621, 2017
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206520534784
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- NII論文ID
- 130006038380
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 028311059
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可