擬似的不規則画素配置によるジャギー解消効果の評価指標(インタラクティブシステム・画像入力デバイス・方式,及び一般)

• 前田 唯

  金沢大学自然科学研究科

• 秋田 純一

  金沢大学自然科学研究科

書誌事項

タイトル別名

• An Index of Evaluation of Effect of Jaggy Elimination by Pseudorandom Pixel Placement
• 擬似的不規則画素配置によるジャギー解消効果の評価指標
• ギジテキ フキソク ガソ ハイチ ニ ヨル ジャギー カイショウ コウカ ノ ヒョウカ シヒョウ

抄録

従来の画像システムの画素の並びは格子状配置であるため,そこにはジャギーが現れ,場合によって画像の精細さを著しく損なう要因となる.その解消のためには,高解像度化やアンチエイリアス処理が行われているが,高解像度化には画素サイズや画像情報量からの限界があり,またアンチエイリアス処理は輪郭がぼやけるなどの問題点がある.著者らは,画素の配置を擬似的に不規則とすることで,ジャギーの影響を低減することが出来る画像システムの提案と評価を行ってきた.本稿では,最終的な画質の評価指標であるべき、被験者を用いた知覚実験から得られる主観的評価を、空間スペクトルを用いた画像自身がもつ情報から導かれる客観的評価指標と関連付けることを目標とし、両者によるジャギーの特徴の評価の比較、および擬似的不規則画素配置によるジャギーの低減効果についての評価を行う.

収録刊行物

• 映像情報メディア学会技術報告

  映像情報メディア学会技術報告 33.23 (0), 9-12, 2009

  一般社団法人 映像情報メディア学会

キーワード

• 不規則画素配置
• ジャギー
• 知覚実験
• 評価指標

詳細情報

• CRID: 1390282679502152704
• NII論文ID: 110007340675
• NII書誌ID: AN1059086X
• DOI: 10.11485/itetr.33.23.0_9
• ISSN: 24241970
• ISSN: 13426893
• NDL書誌ID: 10290305
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10290305
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可