東北地方太平洋沖地震の余震観測記録に基づいた鶴見つばさ橋の動特性の検証

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  • VERIFICATION OF DYNAMIC CHARACTERISTICS OF TSURUMI TSUBASA CABLE STAYED BRIDGE BASED ON AFTERSHOCK WAVEFORMS RECORDED IN THE 2011 OFF THE PACIFIC COAST OF TOHOKU EARTHQUAKE

抄録

固有周期が1秒を越え数秒の帯域となる免震橋梁や吊形式橋梁などの長周期型橋梁が長周期地震動に曝露されると動的応答の増幅が懸念されることから,実観測記録に基づくこれらの構造物の動特性の検証が極めて重要となる.本研究では,吊形式橋梁の中の斜張橋である鶴見つばさ橋を対象として,東北地方太平洋沖地震の余震により得られた地震観測記録を基にこれらのフーリエスペクトルに対する分析を通じ,先行研究で得られた結果と照らし合わせながら,鶴見つばさ橋の主桁の振動特性の検証を行なった.併せて,地震観測記録の2点間のデータから伝達関数を算定し,これより主塔の2次モードまでの振動モード特性に関する考察を行なった.

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