本学付属病院小児歯科外来における初診患者の実態調査

DOI
  • 沖殿 ちひろ
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 大場 英和
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 三木 崇裕
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 池田 英史
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 江田 康輔
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 吉原 幸司郎
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 棚瀬 康介
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 川上 詠理
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 小口 寛子
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 中村 昭博
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 井出 令奈
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 荻原 孝
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 渡辺 幸嗣
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野
  • 渡部 茂
    明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Survey of First-visit Patients to Pediatric Dental Clinic of University Hospital from 2007 to 2011
  • 2007年から2011年の5年間について

抄録

<p>小児を取り巻く環境の変化に応じて様々な情報が飛び交う今日,口腔疾病構造の変化を分析し,適切な情報を発信することは重要なことである。当分野では,1992 年から1996 年までの5 年間,1997 年から 2001 年までの5 年間,2002 年から2006 年までの5 年間における初診患者の実態について報告してきたが,今回は2007 年から2011 年の5 年間調査を行い,以下の結論を得た。</p><p>1 .初診患者の年間平均来院数は629 名で,過去3 回の調査(第1 回調査324 名,第2 回調査462 名,第3 回調査569 名)よりも増加していた。</p><p>2 .初診時年齢は3 歳が最も多く(12.2%),6 歳未満が全体の約55%を占めていた。</p><p>3 .通院距離は半径5km以内が最も多く(30.5%)占めていた。しかしながら半径15 km 以上の者も26.0 %を占めていた。</p><p>4 .初診時主訴は齲蝕・痛みが約40%と最も多かったが,前回調査(約50%)より大幅に減少していた。</p><p>5 .df 歯数は歯科疾患実態調査の結果より高い値を示した。</p><p>6 .紹介患者は全体の34.2%を占め,前回調査(33.4%)よりやや増加していた。年齢では4 歳児,通院距離では半径5~10 km が最も多かった。</p><p>7 .心身障害者は全初診患者の2.0%を占めた。</p>

収録刊行物

  • 小児歯科学雑誌

    小児歯科学雑誌 54 (4), 476-481, 2016

    一般財団法人 日本小児歯科学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680494534912
  • NII論文ID
    130006219717
  • DOI
    10.11411/jspd.54.4_476
  • ISSN
    21865078
    05831199
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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